文久元年(1861年)仙台の御譜代町と呼ばれる職人町「立町」で
創業した味噌屋です。
仙台みそ発祥の地、御塩噌蔵の近接した立地で
江戸時代から変わらぬ場所でみそ造りをしております。
みちのく仙台の風土の贈り物「亀兵の本場仙台味噌」を
皆様のもとにお届けできたらと考えております。
- 奥州仙台伊達藩祖「伊達政宗公」は関ヶ原の合戦直後の慶長六年(西暦1601年)1月仙台築城の御鍬立を行うと共に城下の町割りに着手し、さらに寺社仏閣の造営、橋の架橋新設を図り、領内の産業振興に力を注ぎ、特に仙台城普請に際しては、城内の一画に大規模な味噌蔵を建て「御塩噌蔵(ごえんそぐら)」と称し、藩の御用味噌を仕込んだのが仙台味噌の始まりと伝えられています。
- 「亀兵商店」は赤味噌といえば仙台味噌といわれるような代表的赤味噌の本場「仙台」に文久元年(西暦1861年)より味噌・しょうゆ造りと、味噌・しょうゆの商いをしている古くからの小さな味噌屋です。大きな味噌のメーカーのように沢山の量の味噌・しょうゆを造ることは出来ませんが、その代わり人一倍丁寧に手をかけて味噌・しょうゆを育てているつもりです。
亀兵商店は仙台藩祖、伊達政宗公によって建てられた日本初の味噌蔵「御塩噌蔵」のあった場所からもっとも近い仙台市青葉区大町の地で、現在も味噌づくりを行っています。
1861(文久元)年、初代 亀田林兵衛がこの地に創業して150余年。移り行く時代の中で本物の価値にこだわり、昔ながらの手仕事で職人が丹精込めて仕込む「亀兵の本場仙台味噌」は、藩政時代から今にみちのくの食文化を伝える風土の贈り物です。